今、中小企業においてSNS活用ニーズが高まっています。そこで、私のこれまでの経験から得たノウハウをまとめた書籍を出版しようと考えています。
どんな内容にするか概ねまとまって、あとはひたすら書いていくだけ、という段階ですが、その中で改めて「ソーシャルコミュニケーション」とは何なのか、ということを考えてみました。
広告用語では、企業が社会とのつながりを強化するために行うさまざまなコミュニケーションを指しますが、私が2011年ころから「ソーシャルコミュニケーションプランナー」として活動を始めた時に考えていたのは、SNSの普及によってもたらされる社会的な変化についてでした。
ひとことで言うと、SNSなどのソーシャルメディアは単なるコミュニケーションツールを超え、社会の在り様までも変えていくだろうと予測し、そのようなコミュニケーションの専門家が必ず必要になるだろうと考えたのです。
それから数年が経った今、「ソーシャルコミュニケーション」の影響力は、当初の私の想定をはるかに超え、時には恐ろしさえ感じるほど大きなものになりました。SNSの投稿をきっかけにお店がつぶれたり、逮捕されたり、過去の行動が暴露されて拡散されたり……。一方で、Youtuberに代表されるように、自分一人の力でコンテンツを発信し、生計を立てる人々も登場してきました。
今後ますますこのような「ソーシャルコミュニケーション」リテラシーが求められる場面は増えてくるでしょう。「息苦しい」「面倒くさい」そう思われる方にも「やってみよう!!」と思っていただくために私は活動しています。
これからも「ソーシャルコミュニケーションといえば中野志穂」となるくらい、書籍やセミナー、ワークショップなどでたくさんの人のお力になりたいと思っています。ご期待ください!!