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LINEは乗っ取られる?

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個人的に、あまりテレビは見ないので芸能界ネタには興味はないのですが、年始早々から世間を騒がせているいわゆる「ゲスな不倫騒動」について、どうしても気になることがありました。

●LINEのトーク画面が流出!?

それは、どうやってLINEのトーク画面が流出したか、です。一昨年LINE乗っ取りによる詐欺被害が大きなニュースになりましたが、結局、どのようにIDとパスワードが流出したのか、はっきりとした原因は分からず終いでした。

極めてプライベートなやり取りが、どこでどのように管理されているのか、ユーザーである私たちは実はよく分かっていません。それはとても怖いことだなと、そのとき改めて思ったものです。

で、不倫騒動のLINE流出問題ですが、当初、「IDとパスワードを入手してパソコンから盗み見できる」というような情報も流れました。しかしながら、パソコンからログインすると携帯に通知されるので、おそらくそれはないだろうと思っていました。

また、携帯一つの番号につき一つのLINEしか使えないので、クローン端末を作るのも難しいはず…。ところが、iPhoneであれば、iTunesでのバックアップを使うことでわりと容易にクローン端末が作れてしまうようなのです。

その情報について、LINEからは「極めて限定的な状況下でしか発生しない」という見解が発表されています。

第三者によるLINEアカウントへのアクセス可能性に関する当社の見解について

でも、この方法でクローンが作れることは認めているわけですね。そして、第三者がiTunesにバックアップを取るところから始めるのは難儀だとしても、常にiTunesでバックアップを取る習慣がある人なら…。

こっそり空のiPhoneを用意して、ケーブルでプツッとつなげば簡単にクローンができあがります。

iPhoneデータをiTunesでバックアップするのはとても便利なので、バックアップを習慣にしている人は多いのではないでしょうか。

おそらく、今回の流出はこの方法が取られたのかなーと個人的には思っています。

それにしても、LINEが流出した後に、またLINEであんな不用意なやり取りをしていたとはちょっと信じられませんが、誰かがでっち上げるにはあまりにリスクがありますし、内容があまりにひどかったことで、逆に本物なのかなーと感じました。

きっと、「この空間は二人だけのもの」っていう感覚になっていて、その意識を変えられなかったんでしょうね。

残念ながら、LINEのようなネットワークを使うコミュニケーション手段には常に流出の懸念があることを念頭に置いて利用するしかありません。

という私は、酔っぱらって時々記憶にないメッセージを送っていることがあります。どうでもいい内容ばかりなので、もし流出しても問題はないのですが、やっぱりちょっと気をつけようと思いました(笑)

みなさんもお気をつけください。

iPhoneのLINE電話キター!!

LINE電話
(画像はラインのサイトから拝借しました)

スマホにしてから通話料がぐっと上がったという方も少なくないはず。そんな中、格安通話サービスが続々と登場しましたが、ついに「本命」ともいうべき「LINE電話」のサービスが始まりました。

●iPhone版リリース

「え?何を今さら?」と思った方はおそらくAndroid端末をお使いではないでしょうか?LINE電話はAndroid版が一足早く3月頃にリリースされていましたが、この度ようやくiPhone版もリリースされたのです。

Android版が先とは、さすがAndroid大国韓国を親会社にするLINEならではですねー。

使い方は簡単です。アプリを起動したら「その他」をタップすると、「LINE電話」というアイコンが出現します。(左上)

LINE電話画面

それをタップすると、キーパッドが出現するので、あとは普通に電話番号をタップするだけです。もちろん、連絡先から選択することもできます。

LINE電話キーパッド

●実際にかけてみた!

LINE電話はあらかじめコールクレジットというものを購入するプリペイド式。私は「100コールクレジットキャンペーン」に申し込んでいて、それがすでに登録済だったので、「いつでもかけられるぜ!」という状態です。

が、無料通話が使えない相手(もっぱら仕事関係)との通話料増加に悩んでいたのはすでに過去のお話…

最近、病気になりそうなくらいヒマすぎて、電話をかける相手が全然いません。なんてこった!!!

そこで、病院の予約をLINE電話でかけてみました。

それでですね、番号を入力したら、なんと!その病院名が表示されるではありませんか!!後でわかったのですが、どうもLINE@加盟店の場合は店舗や施設名が表示されるようです。

ただ、事前情報では、相手の番号を入れると「毎分¥3(3クレジット)/残高100クレジット」というような料金表示が出るとなっていたのが出ません。

「あれー?」と思ったものの、所詮キャンペーンでいただいたタダ電話です。「えい!」と発信ボタンを押すと……普通につながりましたよ!わーい♪

●音質など、感想

LINE電話はIP電話の一種なので、音質や音の遅れなどが気になるところですが、ほぼまったく問題ありませんでした。

病院受付女性の不機嫌な感じも、受診する科のお姉さんの親切な感じもちゃんと伝わりました(笑)

途中で音が途切れることもなく、iPhoneユーザー同士でタダ通話ができるFaceTimeよりはるかに快適です。

そして、電話終了後にどれだけ通話料がかかったのか確認してみると、なぜかコールクレジットが1円も減っていません。

「???」と思い、調べてみると、「通話先がLINE@加盟店の場合、通話料は無料です。」との記述が!!

なるほど。だから番号を入れたら施設名が表示されて、なおかつ料金表示が出なかった(無料なので)わけです。

なんかもう、ホント、LINEでいいや。

しみじみそう思ってしまったのでした。みなさんもお試しくださいー。

iPhone?それともAndroidスマホ?

iphone5s

先日、スマホをAndroid搭載のHTCからiPhoneにしました。

Windows系のモバイルノートからMac Book Airに変えた時はあまりの操作性のよさに大感激し、「Macはリテラシーの高い人が使うもの」という偏見を悔いたので、今回もΣ(゚Д゚)スゲーッ!という経験を期待していたんですが…

結論からすると、「次も絶対iPhone!」とまではいえない感じ。状況によってはまたAndroidスマホに戻ることもあるなーと思っています。

ひとまず、2週間ほど使った感想を簡単にまとめてみました。

●反応がちょっと違う

私が使っていた先代スマホHTCは、とにかくものすごく反応がよくて、1日に何回も誤タップししまうほど。一方、iPhoneはかなり意識的にタップしないと反応しない感じです。そう書くとiPhoneの方がいいようだけど、すっかりよすぎる反応に慣れてしまったので、iPhoneに「反応悪い!」とイラッとしてしまうことがあります。

特にフリックとスワイプの使い分けはなかなか慣れません。反応がいいAndroidではフリックとスワイプの違いを意識しなくても、なんでもサッ、サッとはらう感じでいけたのに、iPhoneはちゃんと丁寧にスワイプしてあげないと反応してくれないことがあります。でも、ついついサッと払ってしまって「あぁぁぁぁっ!」となってしまいます。

これは最初のスマホがどちらだったかでかなり印象が異なるのかもしれませんね。

●アプリが勝手に終了してくれない

一度使ったアプリはホームボタンを2回押して「使用中のアプリ」一覧から終了させてあげないとダメみたいです。

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(この状態で各アプリの画面を上にスワイプすると終了)

それを知らなかった私は、ほぼすべてのアプリを使用状態としてしまい、メモリがパンク。そしてLTEと3Gの自動切り替えができなくなり、境界線上エリアで通信フリーズという事態に見舞われてしまいました。

Androidスマホも裏側で通信するものなど勝手に終了しないアプリはあったと思いますが、少なくともメモリがパンクということは一度もなかったので、電卓とか時計などは「アプリを閉じる=終了」だったと思われます。さらにAndroidスマホには使用中のアプリとメモリが確認できるメニューがあったはず。個人的にはそういうものがあった方が安心かな、と思いました。

●コントロールセンターのラインナップにモヤモヤ

画面を下から上にスワイプすると表示されます。

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これ自体は便利だと思うんですが、画面回転の禁止がここでしかできないらしく、かなり探しました。

他でも設定できるけど、ショートカット的にここにあるものと、ここでしか設定できないものがあるって、ちょっと戸惑います。

●検索窓

これは見つけるまで本当に「??」でした。

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ホーム画面の何もないところを下にスワイプするって、普通思いつかないでしょ?(苦笑)

まぁ、覚えてしまえばどうということもないけど、でも、Androidのように検索窓は常時表示の方がやっぱり使いやすいかなぁーと思います。

●指紋認証はそれなりに便利

と、ここまで悪いことばかり書いてしまったので、最後によいことを一つ。

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指紋認証はそれなりにいいです。特にアプリを落とすときに便利。猫の肉球でも認証登録できるそうですが(笑)

●結局のところ

日本では圧倒的シェアを誇るiPhoneですが、世界的にはもう8割近くがAndroidスマホといわれています。これまでiOSのみでAndroidに対応していないアプリは数多くありましたが、今後はむしろAndroid優勢になってくるはず。

今、IT業界はスマホのコモディティ化時代に突中して、一つの「潮目」を迎えている状況なので、きっとこの2~3年で新しい流れが生まれてくるでしょう。スマホの選び方も新しい選択軸が登場しているかもしれません。

ということで、今「iPhone?Androidスマホ?」と聞かれたら「どっちでも。色や形がお好きなもので。ただし、日本のメーカーには注意して。」と答えようと思います(笑)