ソーシャルメディア」カテゴリーアーカイブ

埼玉県技術アドバイザー制度を是非ご活用ください!

町工場イメージ

製造業が多い埼玉県

数年前から埼玉県の「技術アドバイザー」に登録されています。

埼玉県技術アドバイザー紹介ページ

10年以上の業務経験と指導経験を持つ人材を「技術アドバイザー」として登録し、必要に応じて企業に派遣するという制度です。指導料の一部は県が負担するので、企業は格安でプロの指導を受けることができます。

この4月からまた2年間、登録が延長されたと連絡があり、「そうだ、これがあった!」と思い出しました。もし埼玉県下の企業の方で「ソーシャルメディアの運用を始めたいけど何から始めたらいいのか……」とお悩みの方がいらっしゃいましたら是非お問い合わせください。

お問い合わせ先は以下の通りです。

埼玉県産業技術総合センター事業化支援室
Tel:048-265-1311
E-mail:sien@saitec.pref.saitama.jp

ソーシャルメディアの相談であれば多分私のところに話が来ると思いますが、このようにページで情報を公開していますので、「中野志穂さんに」とご指定いただくこともできます。もちろん、他に「この人に指導を頼みたい!」という方がいればその方をご指定いただいても構いません。

せっかっく頑張って税金を納めているのだから、使える行政サービスはどんどん使ったほうがいいですよね。

ちょっと宣伝になってしまいましたが、ご参考までー。

戦略的知財マネジメント促進事業、知的財産セミナー講師をしました

セミナーの様子

3月22日(火)、広域関東圏知的財産戦略本部(関東経済産業局)・特許庁主催の知的財産セミナー講師を務めさせていただきました。

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

知的財産セミナーといっても私が講師なので、メインテーマはやはり「SNS活用」。今回は座学だけでなく、ワークショップも実施しました。

運用していく中で最初の壁となるのがコンテンツの選定、つまり「ネタ探し」です。何を書いたらいいのか迷うし、せっかく書いた投稿にあまり反響がないと続ける意欲もなくなってしまいます。

書きやすく、それなりに反響が得られるネタ、そのいちばん簡単な方法は「部外者に聞く」です。

「岡目八目」という言葉があるように、当事者よりも第三者の方がより事実がよく見えるというのはままあること。私自身これまで何度も「これがネタになるんですか??」といわれるようなことをアドバイスしてきました。

そもそもSNSの投稿を見てくれる人は「部外者」です。そこで、今回は参加者に二人一組でチームになっていただき、それぞれの特徴を相互に伝えあい、相手のコンテンツプランを提案するというワークを実施しました。

私自身もワークに参加しましたが、とても有意義な気づきがありました。他の参加者のみなさんもそれぞれ新たなヒントを得られようです(と、信じたい…)。

今回、少し時間が足りなかったので、今後ワークをさらに洗練されたものにして、また機会を見て実施したいと思います。他にも色々なワークのアイディアがあるのでご期待ください!

それにしても、セミナーでは必ず「無理のない範囲でいいので、必ず一定期間ごとに投稿してください」と言っているにもかかわらず、またもこのブログを1ヶ月以上放置してしまいました。本当に反省です。

川崎コンテンツ産業フォーラムに登壇しました

川崎コンテンツ産業フォーラム

一昨日(2016年2月10日)、川崎市主催の「川崎コンテンツ産業フォーラム」に登壇しました。

●中小企業向けSNS支援が本当に求められていると実感

セミナーの動画を見かえしたところ、ところどころ言い間違いをしていて、「あちゃー」という感じですが、セミナー後には複数の個別相談依頼があったので、まあまあ伝わったのかな、と思っています。

また、個別相談をされたほとんどの方が「継続して支援を受けるにはどうしたらいいか」とおっしゃっていたので、改めて多くの中小企業がSNS運営支援を必要としているんだなーと実感する1日となりました。

●SNSの運用自体が目的化してしまってはダメ

個別相談を受けて思ったのが「SNSを使って何をするのか」がしっかりと決まっていない企業さんが多いということ。そういう私もセミナーでは「ま、とりあえず始めましょう」みたいに言ってしまっているので、ちょっと反省しました。

たとえるなら、SNSの運用をするのは人材採用に似ています。「どんな仕事をさせるか」を決めないで人を採用することってほとんどありませんよね。何でもいいからまずやってみようというのは「ひとまず若くて元気がいいのを一人雇おう」というのと同じです。

何だか職場が元気になって楽しいことが起こりそう!そんな気がするかもしれませんが、でもいるだけで職場に変化が起こることはないし、役割を与えてあげなければ当のSNSも自分の実力が発揮できず、ただ陰気に押し黙ってしまいます。

やはりSNSを始めるにあたっては、ターゲットとゴールを決め、どういった役割を担わせるかを具体的にしてからスタートする必要があります。そうすれば、どんなメディアを組み合わせればいいのか、どんなコンテンツが効果的か、おのずから見えてくるはずです。

●中小企業向けSNS運用支援プログラムを作ります!

とはいえ、運用が軌道に乗るまではどうしてもちょっとした試練を乗り越えなければいけません。その最初の数ヶ月だけでも継続支援をする方法を今検討しています。

川崎市の事業はひとまず2月で終わるので、公的な事業としてはできないかもしれませんが、できるだけたくさんの企業さんに参加していただきつつ、成果にもこだわったプログラムになるよう工夫するつもりです。

支援プログラムがスタートしたらこのブログでもお知らせしますので、ご期待ください!!

LINEは乗っ取られる?

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個人的に、あまりテレビは見ないので芸能界ネタには興味はないのですが、年始早々から世間を騒がせているいわゆる「ゲスな不倫騒動」について、どうしても気になることがありました。

●LINEのトーク画面が流出!?

それは、どうやってLINEのトーク画面が流出したか、です。一昨年LINE乗っ取りによる詐欺被害が大きなニュースになりましたが、結局、どのようにIDとパスワードが流出したのか、はっきりとした原因は分からず終いでした。

極めてプライベートなやり取りが、どこでどのように管理されているのか、ユーザーである私たちは実はよく分かっていません。それはとても怖いことだなと、そのとき改めて思ったものです。

で、不倫騒動のLINE流出問題ですが、当初、「IDとパスワードを入手してパソコンから盗み見できる」というような情報も流れました。しかしながら、パソコンからログインすると携帯に通知されるので、おそらくそれはないだろうと思っていました。

また、携帯一つの番号につき一つのLINEしか使えないので、クローン端末を作るのも難しいはず…。ところが、iPhoneであれば、iTunesでのバックアップを使うことでわりと容易にクローン端末が作れてしまうようなのです。

その情報について、LINEからは「極めて限定的な状況下でしか発生しない」という見解が発表されています。

第三者によるLINEアカウントへのアクセス可能性に関する当社の見解について

でも、この方法でクローンが作れることは認めているわけですね。そして、第三者がiTunesにバックアップを取るところから始めるのは難儀だとしても、常にiTunesでバックアップを取る習慣がある人なら…。

こっそり空のiPhoneを用意して、ケーブルでプツッとつなげば簡単にクローンができあがります。

iPhoneデータをiTunesでバックアップするのはとても便利なので、バックアップを習慣にしている人は多いのではないでしょうか。

おそらく、今回の流出はこの方法が取られたのかなーと個人的には思っています。

それにしても、LINEが流出した後に、またLINEであんな不用意なやり取りをしていたとはちょっと信じられませんが、誰かがでっち上げるにはあまりにリスクがありますし、内容があまりにひどかったことで、逆に本物なのかなーと感じました。

きっと、「この空間は二人だけのもの」っていう感覚になっていて、その意識を変えられなかったんでしょうね。

残念ながら、LINEのようなネットワークを使うコミュニケーション手段には常に流出の懸念があることを念頭に置いて利用するしかありません。

という私は、酔っぱらって時々記憶にないメッセージを送っていることがあります。どうでもいい内容ばかりなので、もし流出しても問題はないのですが、やっぱりちょっと気をつけようと思いました(笑)

みなさんもお気をつけください。

ソーシャルメディア(Facebook)活用セミナーって、どうなの?

セミナーイメージ

そのセミナー、本当に有用?

ブログリニューアル第一弾記事は「ソーシャルメディアセミナー」について。といっても、「セミナーやるから来てね!」というお話ではありません。

●コメント欄にあいさつだけしにくる人々

Facebookのコメント欄に「おはようございます!今日も張り切っていきましょう!」とか、投稿の内容に関係ないあいさつしている人、いますよね?そういう人はおそらくちょっと怪しい「ソーシャルメディア(Facebook)セミナー」を受講してると思います。

たぶん「興味が近い人を探してどんどんお友達申請しましょう!お友達になったら定期的にコメントしましょう!おはようございますの一言でいいんです!」なーんてやっているんだと思います。

そういう人は誰彼かまわずお友達になるので、いわゆるスパムアカウントも承認している可能性が高いです。そして「お友達のお友達」だから大丈夫だろう、と、普段は気をつけている人にまでどんどんスパムアカウントを広げてしまいます。

また、Facebookは実際の知り合い同士がつながることを目的としたメディアなので「友達」となった人には(設定にもよりますが)メッセージが送れたり個人情報が開示されたり、セキュリティーのハードルが断然低くなります。

つまり、そういう怪しいセミナーの通りにFacebookを使うことは、多くの人をスパムアカウントとつなげてしまったり、悪意を持ったアカウントに個人情報をさらすリスクがあるのです。

●Facebookを快適に使うために

それを承知の上でセミナーをやっているとしたら悪質ですが、知らずにやっているのもまた問題でしょう。

私はソーシャルコミュニケーションプロデューサーとして、Facebookについては以下の使い方を強くお勧めします。

  • 本当の知り合いとしか「友達」にならない。
  • 「友達の友達」だからといってすぐに友達申請を承認しない(友達と実際にやり取りをしているなど確認してから承認する)
  • 一旦承認しても「このアカウント、怪しいかな」と思ったらすぐに友達を解除する
  • ビジネスを不特定多数の人にアピールしたい場合は個人アカウントではなくFacebookページを使う

ちょっと余談ですが、いつまで経ってもソーシャルメディアに関する怪しいセミナーが減らず、相変わらず「おはようございます!今週もがんばりましょう!」というあいさつを目にする苛立ちが、「試験的」と位置づけていたこのブログや自分自身のFacebookページを本格的に運営していく一つの大きな動機づけになりました。

私自身はいわゆる「セミナービジネス」をやるつもりはありませんでしたが、これからは私が培ってきたノウハウや日々勉強して更新し続けている情報について、あらゆる方法を用い、できるだけ多くの方に知ってほしいと考えています。

みなさん、どうぞご期待ください!!!

【セミナー情報】

他のセミナーを批判しておいて自分のセミナーを宣伝するのもアレですが…(^^;;
来週、川崎市のコンテンツ産業フォーラムに登壇します。支援した企業の成果報告会もあるので、いろいろと参考になると思います。ご興味がある方はぜひー。

川崎コンテンツ産業フォーラム

川崎コンテンツフォーラム