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LINEは乗っ取られる?

ファイル 2016-02-03 14 31 40

個人的に、あまりテレビは見ないので芸能界ネタには興味はないのですが、年始早々から世間を騒がせているいわゆる「ゲスな不倫騒動」について、どうしても気になることがありました。

●LINEのトーク画面が流出!?

それは、どうやってLINEのトーク画面が流出したか、です。一昨年LINE乗っ取りによる詐欺被害が大きなニュースになりましたが、結局、どのようにIDとパスワードが流出したのか、はっきりとした原因は分からず終いでした。

極めてプライベートなやり取りが、どこでどのように管理されているのか、ユーザーである私たちは実はよく分かっていません。それはとても怖いことだなと、そのとき改めて思ったものです。

で、不倫騒動のLINE流出問題ですが、当初、「IDとパスワードを入手してパソコンから盗み見できる」というような情報も流れました。しかしながら、パソコンからログインすると携帯に通知されるので、おそらくそれはないだろうと思っていました。

また、携帯一つの番号につき一つのLINEしか使えないので、クローン端末を作るのも難しいはず…。ところが、iPhoneであれば、iTunesでのバックアップを使うことでわりと容易にクローン端末が作れてしまうようなのです。

その情報について、LINEからは「極めて限定的な状況下でしか発生しない」という見解が発表されています。

第三者によるLINEアカウントへのアクセス可能性に関する当社の見解について

でも、この方法でクローンが作れることは認めているわけですね。そして、第三者がiTunesにバックアップを取るところから始めるのは難儀だとしても、常にiTunesでバックアップを取る習慣がある人なら…。

こっそり空のiPhoneを用意して、ケーブルでプツッとつなげば簡単にクローンができあがります。

iPhoneデータをiTunesでバックアップするのはとても便利なので、バックアップを習慣にしている人は多いのではないでしょうか。

おそらく、今回の流出はこの方法が取られたのかなーと個人的には思っています。

それにしても、LINEが流出した後に、またLINEであんな不用意なやり取りをしていたとはちょっと信じられませんが、誰かがでっち上げるにはあまりにリスクがありますし、内容があまりにひどかったことで、逆に本物なのかなーと感じました。

きっと、「この空間は二人だけのもの」っていう感覚になっていて、その意識を変えられなかったんでしょうね。

残念ながら、LINEのようなネットワークを使うコミュニケーション手段には常に流出の懸念があることを念頭に置いて利用するしかありません。

という私は、酔っぱらって時々記憶にないメッセージを送っていることがあります。どうでもいい内容ばかりなので、もし流出しても問題はないのですが、やっぱりちょっと気をつけようと思いました(笑)

みなさんもお気をつけください。

悪徳SEO業者にだまされたくない!という方へ

SEO

最近、SEO業者に依頼したけれどもまったく効果が上がらなかった、という記事を見かけました。

こういった話は今に始まったことではなく、ずいぶん前からありますし、また今後もなくなることはないでしょう。

●「良い業者」を見極めるのはそもそも難しい

なぜ、繰り返しこういった話がでてくるのでしょうか。それは必ずしも悪徳業者がはびこっているというわけではなく、検索エンジンのアルゴリズムが頻繁に変わるため、一度得たノウハウが繰り返し使えるとは限らないからです。

もちろん中には常に勉強を怠らないスペシャリストといえる集団もあると思いますが、その見極めはとても難しいです。(そもそもどの情報が最新か分からないから業者に依頼するというニーズが出てくるわけですし…)

なので私は、「SEOでこういう話があるのでやってみたい」と相談されたら「やめた方がいいですよ」と必ずアドバイスしています。そして、まずは自社内でできることから取り組むことをお勧めしています。

●自社内で取り組むべきSEO対策

自社内でやるべきことは、以下の通り。

・検索されやすいキーワードを見極める
・強調タグにキーワードを適切に使う
・オリジナリティがある優良コンテンツをたくさん作る
・地道に情報拡散をして、有効な被リンクを獲得する

これをやるためにはあわせてログ解析も必須ですが、隔月など、多少間隔は空いてもいいので、定期的に見直しをするようにすれば、必ず効果は上がってきます。

そしてこられのポイントはアルゴリズムが変わってもほとんど影響を受けないと思われる要素でもあります。つまり、これさえきっちり地道にやっていれば「パンダがー」「ペンギンがー」とうろたえなくて済むわけです。

広告収入を事業のメインとするWebメディアなどはこれでは足りないかもしれませんが、通常のコーポレートサイトやブログならこれでも十分効果を期待できます。

例えば、課題満載のままほぼ放置状態の私のブログでも、上記のことに気をつけているだけで、毎日ある程度のアクセスを獲得できるようになっています。

先日もナゾのアクセス増があったので調べたところ、狙ったニッチワードを強調タグに入れておいた効果でした。

ということで、SEOは地道に、定期的に。

業者を頼って勝ち馬に乗ることを夢見るより、カメになったつもりで地道に休まず、ゴールを目指す方が得策です。